とらすと通信2024年6月号「システム理論と家族システム(4)家族システムと資源 2024/06/01 家族心理学はシステム理論がベースになっています。筆者は、システム理論に資源という概念を加えることで家族システムをより理解しやすくなると考えています。今回は、家族システムと資源との関係について検討します。資源とは以前の通信に書いていますが、こ…… 詳細はこちら
とらすと通信2024年5月号「システム理論と家族システム(3)家族システムにおける代謝」 2024/05/01 前回は、アイソモーフィズムという概念を使って、生物体システムの機能から社会システムの機能を分析してみました。今回は同様の観点を使って家族システムの機能について検討してみたいと思います。「システム理論と家族システム(3)家族システムにおける代…… 詳細はこちら
とらすと通信2024年4月号「システム理論と家族システム(2)アイソモーフィズム」 2024/04/01 システムというものを理解するための概念の一つに「アイソモーフィズム」があります。適切な日本語訳がなかなかないのですが、直訳すると、「異種同形」または「異種同形主義」といのが一番近いかもしれません。ここではそのままアイソモーフィズムという言葉…… 詳細はこちら
とらすと通信2024年3月号「システム理論と家族システム」 2024/03/01 人は誰しも家族とともに生きています。親もきょうだいもいない天涯孤独という方でも、生まれたときは、父親と母親がいたはずです。成育過程では養護施設のスタッフなど、その方の養育に当たられた方はおられるはずです。人はつねに家族とともにあり、お互いに…… 詳細はこちら
とらすと通信2024年2月号「傷ついた子どもたちのために~震災後の子どもの心のケアについて~」 2024/01/31 伊豆半島沖地震の発生から1ヶ月になりました。筆者は1995年の阪神淡路大震災ではボランティアとして参加しました。また2016年の熊本地震では被災者でもあり、県立高校の教諭として生徒たちの心のケアに取り組みました。また、スクールカウンセラーと…… 詳細はこちら
とらすと通信2024年1月号【書籍紹介】「読み書き困難のある子どもたちへの支援 ~子どもとICTをつなぐKIKUTAメソッド~」 2024/01/03 先日、筆者が所属する学校心理士会熊本支部主催の研修会で、菊田史子さん(一般社団法人「読み書き配慮」代表)という方のお話を聴く機会がありました。その中で「限局性学習症(学習障害・LD。以下LDと表記)」への支援について非常に有用な知見を得るこ…… 詳細はこちら
とらすと通信2023年12月号「学校制度について考える(2)」 2023/12/01 日本の学校教育においては、学習指導要領が定められています。各学年ごとに習得させるべき内容の基準を示したものです。今回はこのしくみについて、学ぶ主体である個々の子どもの立場から考えてみたいと思います。とらすと通信2023年12月号「学校制度に…… 詳細はこちら
とらすと通信2023年11月号「学校制度について考える」 2023/11/01 最近、某自治体の首長が「フリースクールを国が認める・支援することに対して懸念を表明する」という趣旨の発言をし、批判が相次いだという報道がありました。この機会に学校制度というものについて考えてみたいと思います。とらすと通信2023年11月号「…… 詳細はこちら
とらすと通信2023年10月号「母性と父性」 2023/10/01 女性と男性の心理的な生物学的性差は、親という立場になったとき、母性や父性として働くことになります。子どもの発達を考える上で、母性と父性の働きを理解することは極めて重要だと思います。とらすと通信2023年10月号「母性と父性」最近は、ジェンダ…… 詳細はこちら
とらすと通信2023年9月号「新しい時代のジェンダーの確立」 2023/09/01 思春期は、自己のイメージ(自我同一性)をある程度確定し、社会に参画する準備をする重要な時期です。その自己イメージの中には性同一性という重要な側面があります。とらすと通信2023年9月号「新しい時代のジェンダーの確立」簡単に言えば、「自分は女…… 詳細はこちら