とらすと通信

とらすと通信2024年7月号「システム理論と家族システム(5)配偶者不適応と資源の共有」

前回は「現代家族においては資源が不足しがちな傾向がある」ということを書きました。今回から「資源が不足した場合、家族にどういう反応が生じるか」について検討していきます。資源不足に対する家族システムの反応代表的な家族心理学者の1人であるマレー……
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とらすと通信2024年6月号「システム理論と家族システム(4)家族システムと資源

家族心理学はシステム理論がベースになっています。筆者は、システム理論に資源という概念を加えることで家族システムをより理解しやすくなると考えています。今回は、家族システムと資源との関係について検討します。資源とは以前の通信に書いていますが、こ……
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とらすと通信2024年5月号「システム理論と家族システム(3)家族システムにおける代謝」

前回は、アイソモーフィズムという概念を使って、生物体システムの機能から社会システムの機能を分析してみました。今回は同様の観点を使って家族システムの機能について検討してみたいと思います。「システム理論と家族システム(3)家族システムにおける代……
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とらすと通信2024年4月号「システム理論と家族システム(2)アイソモーフィズム」

システムというものを理解するための概念の一つに「アイソモーフィズム」があります。適切な日本語訳がなかなかないのですが、直訳すると、「異種同形」または「異種同形主義」といのが一番近いかもしれません。ここではそのままアイソモーフィズムという言葉……
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とらすと通信2024年2月号「傷ついた子どもたちのために~震災後の子どもの心のケアについて~」

伊豆半島沖地震の発生から1ヶ月になりました。筆者は1995年の阪神淡路大震災ではボランティアとして参加しました。また2016年の熊本地震では被災者でもあり、県立高校の教諭として生徒たちの心のケアに取り組みました。また、スクールカウンセラーと……
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とらすと通信2024年1月号【書籍紹介】「読み書き困難のある子どもたちへの支援 ~子どもとICTをつなぐKIKUTAメソッド~」

先日、筆者が所属する学校心理士会熊本支部主催の研修会で、菊田史子さん(一般社団法人「読み書き配慮」代表)という方のお話を聴く機会がありました。その中で「限局性学習症(学習障害・LD。以下LDと表記)」への支援について非常に有用な知見を得るこ……
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