活動の記録

【講師派遣】2022年8月2日 熊本県公立学校教頭会・新任教頭研修会「不登校の解法~援助資源マップを活用しチーム学校で取り組む~」

テーマ : 「不登校の解法~援助資源マップを活用しチーム学校で取り組む~」

講   師 : 豊永法教

場 所 : 熊本城ホール(メインホール)

内   容 : ①状態のアセスメント(30分) ②背景のアセスメント(30分) ③援助プラン(20分) ④援助資源マップを使ったケース会議(5分)

不登校対応について「①登校刺激をどう考えるのか」「②援助資源マップを使った背景の分析と援助プラン作成」の大きく2つについて説明しました。②については架空事例を使い実際に援助資源マップへ書き込みをしていただいて、分析→援助プランの作成に取り組んでいただきました。個人→グループ→全体 と言う形で意見の共有を行うことができました。

熊本城ホールのメインホールという広い会場で、100名を超える参加者でしたが、さすがに当事者意識の高い方ばかりで、非常に熱心に参加いただけたと感じています。

 

【受講された先生方の感想(一部抜粋)】

・援助資源マップをもとにしてアセスメントすることで援助プランを立てやすかった。やみくもに話すケース会議より、このようなものを活用すると適切な支援ができると思う。

・今まで漠然と手立てを考えて取り組んでいたが、マップを使って情報を整理して情報共有する良さを学んだ。さらに具体策を出し合うことで解決の糸口を探ることができるのがとても良いと思う。学校に持ちかえって活用したい。

・「ストレスから不登校が起こる」ということ、自己資源の援助資源え支えるということが勉強になった。ケース会議は実施していたものの、それが目的化していたような部分もあり、きちんと役割分担をして、検証していかねばと改めて思った。

・先生のこれまでの実践に基づいた話が聞けてとてもよかった。学校に来れないことに対して、ついつい、何が原因なのか、誰の責任なのか、どうやったら明日から通常どおり登校できるのかなどを考えてしまいがちだったと感じた。

・脳の慢性疲労の話は大変参考になった。今までそういう視点があまりなかった。

・先生のお話を伺い、とても明るい、前向きな気持ちになった。ありがとうございました。